welcome to www.unisec.jp
university space engineering consortium
UNISECについて UNISON 参加・応援する方法 FAQ サイトマップ / English

ARLISS2003物語

東北大学チーム
集合写真

石上玄也(代表)、水野昇幸、三輪章子

東北大は、修士過程の2年生と1年生に4年生を加えた三人構成のチームです。修士課程の学生二人は、昨年に続いての参加です。技術の継承を意識しての構成だそうです。昨年の経験により、石上リーダー(修士1年)は砂漠の特徴などはしっかり把握していました。しかし、昨年は硬かった地面が、今年はやわらかく、タイヤの仕様を変更したことが吉と出るか凶と出るか、ちょっと心配げな表情。東北大チームは、パラフォイルで制御するのでなく、パラシュートで着地してから、ローバーで目的地を目指すユニークなカンサットを開発しています。ローバーが動けば、目標地点に5メートルという精度で近づけるそうですが、昨年は、パラシュートが開かずに自由落下して、ローバーが動くところまでいきませんでした。

ローバー、砂漠を行く

現地では、準備万端で、余裕の三人でした。一日目は、ローバーの走行実験を砂漠で行い、打ち上げ実験は二日目の朝の予定。計画では、空から降りてきたカンサットは、地上付近でパラシュートから切り離されて着地し、自律的に目的地を目指して走り出すそうです。地上実験ではうまくいったとのこと。期待が膨らみます。

いよいよ打上げの当日。指導教官の吉田先生は、前日から発熱してダウン。でも、学生たちのプロジェクトは、先生が倒れたくらいではびくともしません。打ち上げは順調で、パラシュートもきれいに見えました。黄色いパラシュートがゆらゆらと降りてきて、ふわりと見事な着地。しかし、それから変化が起こりません。ローバーはじっとして微動だにしません。よく見ると、パラシュートが分離されていない様子。やや遅れて、東北大チームメンバーが落下地点に到着。「ありゃ」という顔の三人。

ローバー、砂漠を行く

解析の結果、打上げの衝撃でGPSの電源がOFFになっていたことがわかりました。でも、「前回の自由落下よりは一歩前進しました」と、あくまで前向きな四年生の三輪さん。今年の東北大の大型新人です。来年か再来年には、パラシュートから降り立ったローバーをトコトコと走らせるのではないかと思います。ちなみに、その後、GPSを再起動し落下地点から目的地を目指して走らせた結果、3km・3時間という長距離のナビゲーションに成功しました。ただ、あまりに回り道する場合があるので、車輪やナビゲーションアルゴリズム の改良が必要なようです。来年のローバーに期待したいところです。

ローバー、砂漠を行く
東北大チーム

UNISECについて | プレスリリース | 活動履歴 | ライブラリ
メンバー紹介 | 会員登録 | 今後の予定 | 情報広場 | サイトマップ | ENGLISH
(c) University Space Engineering Consortium, All rights reserved.
index.html
welcome to www.unisec.jp