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2004カムバックコンペin 福岡

2004年12月13日(月曜日)、風もなく晴れ渡った空の下、九州で初めてのカムバックコンペが行われました。福岡市郊外の田園地帯。この日のために、河村知浩さん(九大修士二年)は、このあたり一帯の農家の皆様に手紙を書き、頭を下げ続けて御願いをしてきました。修士論文も気になるところですが、卒業前にどうしてもこれだけはやりとげたかったそうです。  

そのおかげでしょうか。過去二回の国内カムバックコンペでは、天候に恵まれませんでしたが、今回は絶好のコンディションでした。雨も降らず、風も吹かず、スルスルと気球がまっすぐ上がっていく中でのコンペは、こんなにも楽なものなのかと過去コンペでずぶぬれになった経験者は思ったことでしょう。  

今回は、九大チームが出場せずに裏方で安全対策をしてくれたり、不参加の予定だった東大チームが係留気球をあげる役を買って出てくれたりしたので、参加チームはカンサットに全力投球できました。学生理事らUNISON執行部も、運営側として走り回ってくれました。九大の先生たちも駆けつけてくれて、小さいながらにぎやかなコンペとなりました。休講にしてまで来てくださった先生もいるという噂も聞きました。

参加したのは6チーム。そのうち、初参加が2チームありました。香川大チームと九大Planet-Qチーム。どちらも、残念ながら、パラシュートが開かないという残念な事態を経験してしまいました。 初参加の香川大チームは、香川大と高松高専の混成チームで製作しました。また、九大Planet-Qチームは、学部の三年生が中心で、初めてのカンサット製作に挑戦しました。前夜遅くまで試行錯誤が続いていたそうです。

最終結果は、東工大PELICANが108メートルの記録で見事優勝しました。日大pcSatは一回目は制御できませんでしたが、二回目のフライトで29メートルという記録を残し、審査員特別賞に輝きました。両大学とも、9月のアメリカでの打ち上げ実証実験で相当に悔しい思いをしたようですが、今回は満足のいく結果を残せたようです。

[コンペ結果はこちら]


○ 参加者のコメント

今井 勝俊(東京工業大学) 
 ARLISSで不完全燃焼だったPELICANも,このコンペでプロペラ全開に空を舞うことができました.九州大学のみなさんの見事な段取りと大会のスムーズな進行のおかげで,我々も満足の行くセッティングでフライトに臨むことができたと思います.
 国内でもあのような広い敷地でコンペを行えるのであれば,是非ともまた参加させて頂きたいです.
 今回このような機会を与えて頂いたことを,九州大学のみなさんをはじめサポートして頂いた方々に感謝したいと思います.大変楽しい3日間をありがとうございました.

橋口 総太郎(日本大学)  審査員特別賞を頂いたpcSatは、ARLISSで惨敗したCBCとeSatを基に作り直した機体です。作り直した事による新たなシステム不良も多々ありました。九州に出発する前には、開発メンバー全員で夜遅くまでデバッグや実験、製作等を繰り返していました。
 本番1回目の飛行ではパラフォイルの不調からかノーコントロール。またかと、非常に嫌な思いをしました。
 2回目の機会を与えられて挑んだpcSatの飛行は、今までの苦労、ARLISSでの悔しさ、虚しさ、1回目の嫌な思い、それらを全部スーッと消してくれるような、そんな飛行でした。CanSatをやっていてよかった素直にそう思えた瞬間でした。

山本 健志(香川大学)
 初めてのCAN-SAT製作、カムバックコンペ参加とあって、わけもわからず勢いだけで作り始めてしまい大丈夫なのかと思っていたところ案の定、落下試験を重ねるうちに次々と問題点が湧いてきてその都度、設計変更を重ねて継ぎ接ぎだらけのような機体になってしまいました。そして、本番ではパラシュートが開傘せず墜落という結果に終わり、悔しい思いをしました。  また、他大学の完成度の高さにひたすら感心させられると同時に、自分たちの取組みの甘さを痛感しました。細かい問題点も多々ありますが、開発の進め方に非常に問題があったと反省しております。  今回のコンペで非常に多くの反省点を持ち帰ることができ、これをいかして次回は確実に動く機体と、確実に開くパラシュートで再挑戦したいと思います。  最後にカムバックコンペの開催に尽力していただいた皆様、本当にありがとうございました。

鶴田 佳宏(Planet-Q)
 今回の福岡ミニカムバックコンペは私たちPlanet-Qペイロード班にとって初のCanSatの製作とカムバック競技の機会でした。ペイロード班はほとんどが学部3年でCanSatが一体どういうものなのかも分からない素人でしたが、みんなで試行錯誤しながら何とか形にすることができました。
 コンペではパラシュートがうまく展開しないという結果に終わり、大変悔しい思いをしました。今回のコンペではさまざまな面でクリアしていかなければならない課題があるということを思い知らされ、他団体のCanSatの完成度の高さには今後の活動への意欲をかき立てられました。
 次回こそは成功といえるような結果を残せるよう頑張りたいと思います。
 最後にこの場を借りて、Planet-QのメンバーならびにWS前日のお忙しい中、私たちに懇切丁寧に指導してくださった成田さん、中村さん、中根さんに厚く御礼申し上げます。


コンペムービー集

◆開会式
[kaikaishiki.wmv (34MB)]

出場チーム

◆1. JAXA現場主義
多忙な日常業務の合間を縫って製作した「たみお」シリーズ三代目、「たみお三世」の出場です。
[tamio3.wmv (3MB)]

◆2. 日本大学
技術開発の正統派、日大チーム。九州では準備万端のpcSat で、ARLISSでのリベンジを果たします。
[pcsat.wmv (3MB)]

◆3. PLANET-Q
徹夜明けでも元気いっぱいの初出場若手チーム、手作りのパラシュートで挑戦です。
[planetq.wmv (5MB)]

◆4. 東工大MAEDA
技術力の塊、MAEDAの実力はARLISSでも実証済み。今回も「写ルンです」掲載で個性的フライトです。
[maeda.wmv (2MB)]

◆5. 東工大PALIKAN
プロペラつきのPELIKAN、直前のピンチも切り抜け、九州の空を飛びまわります。
[pelikan.wmv (6MB)]

◆6. 香川大学
初出場香川大学、試行錯誤のGTR-1で初フライトです。
[kagawadai.wmv (4MB)]

◆閉会式
[heikaishiki.wmv (21MB)]

◆東大気球隊
[todai.wmv (2MB)]
普段は優勝を狙って参加する東大チームですが、今回は裏方で気球の調整です。肉体労働の気球調整お疲れ様でした。

◆九大安全隊
[kyudai.wmv (8MB)]
地元九大の皆さんは参加者・通行人、すべての皆さんの安全のために体を張ってがんばってくれました。


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