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UNISEC第二回年次総会・活動報告会

2004年7月19日(月)。
「海の日」という国民的休日にも関わらず、100名を超える皆さんが、UNISECの総会・活動報告会のために、東京大学山上会館に集まってくださいました。

会場

当日のスケジュール
13:30 受付開始
14:00-14:40 総会
14:40-14:50 休憩 
14:50-16:50 活動報告会
17:30-20:00 懇親会

総会は昨年と同様、公開で行いました。永田副理事長が司会を務め、八坂理事長が議長となって、議事を進め、満場一致で議案は承認されました。
議案はこちら

八坂理事長
八坂理事長

引き続いての活動報告会では、新しく学生理事に就任したばかりの成田伸一郎さんが、司会を務めます。発表の持ち時間は20分。それぞれに美しいパワーポイントを用意して、手際よく発表が行われました。

活動報告会

トップバッターは、北海道大学の永田晴紀先生。『北海道大樹町における有翼CAMUIロケットの打上げ・回収実験』と題し、これまでの大学でのロケット開発の経緯や、昨年大成功した実験の動画などを盛り込み、活動を紹介してくださいました。 

二番手は、東海大学の『ハイブリッドロケット実験報告』。遠山文雄先生のご挨拶に引き続き、和田豊さんが「大樹町で初めて行った2機のハイブリッドロケット実験の概要と手作り搭載計器の動作とデータ解析結果」について話されました。和田さんは、本当に学生なんだろうかと思うくらい落ち着いた方ですが、この日もやはり落ち着いて、そつなく発表をこなしました。東海大は70名を超える大所帯で、会場にも大勢の東海大ロケットチームがいらしていました。 大樹町での打上の日、1号機はわりありすんなりといったのですが、二号機は寒さ対策をしていなかったせいか、点火できず、絶体絶命、制限時間にあと4分というところで打上に成功したそうです。この日、打上の「打上」で、居酒屋で乾杯をしたときには、全員が涙を流したそうです。

三番手は、日本大学の沖野聡さん。『キューブサットの進捗状況』について話されました。 日大は、今年はキューブサットの打上を予定していますが、ロケットのほうのスケジュールがいまひとつ確定していないようです。が、開発は着々と進んでいて、フライトモデルの基板も発注済み。昨年、カンサットで大活躍をした沖野さんは、今はキューブサットに全力投球中。ずっと5人で開発をしていて、万年人手不足だったそうです。新4年生が入ってきて、人手不足が解消しかかったように見えましたが、4年生はひそかにカンサットを製作していて、そちらに夢中の様子。彼らの熱意を止めるわけにもいかず、またまた人手が足りないとプロマネとしては悩める日々だそうです。築2年なのに、「雨漏りがして」、「二日間も停電になった」という大学の部屋(どんな部屋なんでしょう?)で、日夜作業に励んでおられるそうです。

四番手は、UNISECの学生団体であるUNISON代表の中村友哉さん。昨年に引き続いての学生理事です。今年は、トップダウン式でなく、学生の中からアイディアやプロジェクトがうまれてくるような仕組みを作ろうと、いろいろ工夫を重ね、理事会でも承認されました。本日の講演内容は『カンサットキット/アウトリーチ活動"母校訪問プログラム"』。UNISONの今年の計画は、すでに走り始めています。母校訪問プログラムのさきがけとして、6月に北海道の母校を訪れた舟根さんも感想を話されました。これから多くの学生が母校へ行って、自分たちの活動について話す機会を持つことでしょう。

トリは、モデルロケット協会の荒木太一さん。『CanSat用モデルロケット今後の開発』というテーマで、講演をいただきました。荒木さん率いるモデルロケット協会学生委員会では、500gのCanSatを500m上空に打ち上げることが出来るロケットを3年かけて開発していこうという計画をたてておられます。学生ロケットで学生衛星を打ち上げられるようになるのも、そう遠いことではなさそうです。

その後、旧交を温めたり、新しい出会いを楽しんだりしながら、懇親会会場へとゆっくり移動。懇親会は、中村友哉さんが司会を務めました。八坂理事長のご挨拶に始まり、宇井前学生代表による乾杯の音頭。それに続いて、これまでの彼の献身への感謝の印として、お花が贈られました。土屋さんから花を手渡されて嬉しそうな宇井さん。

宇井さん
宇井前学生代表と中村学生代表

それから、しばらく歓談タイム。メールでしか知らない人たちと、直接会って話すこの機会を十分に生かして、あちこちで話に花が咲きます。

事務局インターンの土屋さん、創価大学の黒木先生も一言。
宇井さんに、何十人もの人が一言ずつ書いた色紙とプレゼントを、新学生理事の成田さんが渡して、またまた感激の宇井さん。

最後の挨拶は、事務局の川島。そして最後の最後の締めは、中須賀先生。力強い言葉と一本締めで決めました。

UNISECが、学生の意識の高まりとともに、新しいフェーズに入ったことを実感させてくれる、実りの多い一日でした。

(文責:川島)

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