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2005年7月23日(土)。
7月とは思えない涼しい日。140名を超える皆さんが、UNISECの総会・活動報告会のために、東京大学山上会館に集まってくださいました。北は北海道から、南は九州まで、日本全国から集まった面々の熱気が会場にあふれ、外の涼しさとは裏腹に、熱い一日となりました。
[当日のスケジュール]
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| 13:00 | 受付開始 |
| 13:30-13:50 | 総会 |
| 13:50-16:45 | 活動報告会 |
| 15:15-17:15 | 懇親会 |
UNISECの総会は、設立以来、公開で行っています。今年は、活動報告会の内容が盛りだくさんだったので、総会の予定時間はなんと20分。中須賀副理事長が司会を務め、八坂理事長が議長となって、手際よく議事を進め、満場一致で議案は承認されました。
[議案はこちら]

加盟団体が増え、参加する学生数が多くなるにつれ、支援される立場の学生会員数と支援する立場のNPO会員数の比率は、年々高くなっており、いまは、NPO会員1人で3人以上の学生を支えるような割合となっています。
「卒業したら、みんなNPO会員になって、支援する側にまわってくださいね」との中須賀副理事長の言葉に、会場からは笑いが起こりました。でも、そんな素敵な輪は、すでにできはじめていて、学生OBのNPO会員も、増えてきています。
永田副理事長が理事を代表しての挨拶。突然の指名にとまどいながら、宇宙開発に対する一般の関心の低さを示す例を挙げたあとに、永田先生がおっしゃったこと。
「いま、UNISEC憲章を作ろうという提案があって、動きはじめていますが、その中に、UNISECが何をしてくれるかではなく、UNISECのために何ができるかを考える、というのがあります。そこから、UNISECが宇宙開発のためにできること、宇宙開発が社会のためにできること、というような輪を広げていくことが大切ではないかと思います」
引き続いて、活動報告会が行われました。司会は慶応大学4年の土屋美乃さん。今年は、学生の宇宙開発プロジェクトを支援しているNPO団体会員の方々にご講演をいただきました。
北海道からいらした植松さんは、北大のハイブリッドロケット開発支援や北海道工業大学のキューブサットの支援をするだけでなく、自社の敷地内に、無重力実験施設を作ってしまうほどのガッツのある方です。飛ぶものが大好きだったという彼は、M重工で飛翔体の設計の仕事をした後、実家の製造業を継いだそうですが、「飛ぶもの」への思いは持ち続けておられ、今、ロケットを作ることにかかわれるようになったことの喜びは大きく、「思うは招く」を地でいくような人生を送っておられます。
神戸から参加された西さんは、人前で発表する機会はほとんどないそうなので、やや緊張気味でした。でも、5年前に東大中須賀研究室のキューブサット製作にかかわって以来、大学衛星の通信機開発に親身に相談に乗ってこられました。技術を公開することのメリットとデメリットをとつとつとした語り口で話されました。
三人目の河合さんは、KDDIの社員ですが、ここでは、日本衛星ビジネス協会の事務局長としてお話をされました。衛星関連の施設見学の際には学生枠を設けてくださり、すでに何名かがお世話になっています。学生会員としても登録できるそうで、学生会員は無料だそうです。
<招待講演>
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"「思うは招く」 夢があれば何でもできる"
叶A松電機 専務取締役 植松 努
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"無線機開発情報公開の功罪"
叶シ無線研究所 代表取締役社長 西 裕治
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日本衛星ビジネス協会紹介
日本衛星ビジネス協会 事務局長 河合 宣行
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その後、新学生理事の尾曲邦之さんと和田豊さんが中心となって、各団体の活動報告をしました。時間が短かったので、団体代表はみな、簡潔で要領を得た発表をするよう、苦心されたようです。
短い休みをはさんで、2004年度UNISONプロジェクトについて、この二年間、学生理事の大役を果たしてこられた中村友哉さんが総括。その後、5つのプロジェクトについての発表が行われました。
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母校訪問プロジェクト
舟根 司 (東京大学)
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カンサットキットプロジェクト
土屋 美乃 (慶應義塾大学)
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地上局ネットワークプロジェクト
小田 靖久 (東京大学)
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アメリカでのモデルロケット打上げ実験
学生ロケット委員会 荒木 太一 (日本大学)
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宇宙開発をめぐる社会技術の概観
宇宙開発フォーラム実行委員会 池澤 龍太(慶應義塾大学)
そして、2005年度のUNISONプロジェクトの発表です。新学生理事の和田さんが、徹夜で作ったという パワーポイントで発表されました。これらは、学生の中でプロジェクト提案をしてもらったものの中から、総会前日に各団体の代表が集まって、喧々諤々の熱い議論を経て、厳正な審査をして採択が決まったものです。それぞれ、プロジェクト費が付与されます。
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途中で、なにやらスクリーンがゆらゆらとゆれはじめ、何事かと思ったら、地震でした。震度5だったそうですから、相当に大きな地震でした。おさまるのを待って続行。
17時前にはすべて撤去して、懇親会会場に移動しました。懇親会もおおいに盛り上がり、あちこちに談笑の輪が出来、そして、美しく盛り付けられた大量の料理は、あっというまに食欲旺盛な胃袋に吸収されてなくなってしまったようです。この日、駆けつけてくれた東海大OBの平川さん、宇宙開発フォーラムOBの筑紫さん、東大に助手として戻られたOBの酒匂さんからのお言葉も頂き、新旧入り乱れての交流会は、単なる交流ではない何かを参加者のハートに残したようです。
(文責:川島)
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