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第7回能代宇宙イベント CanSat競技 報告

文責:慶應義塾大学 須藤雄哉

はじめに

2011年8月19〜26日にかけて開催された第7回能代宇宙イベントのCanSat競技に関して報告致します. 第7回を迎える今回は,メイン会場および競技場が,昨年よりも地面の状態が良い第三鉱さい堆積場になったために,CanSat競技ではローバータイプのCanSatもコンペティションに参加可能となりました. 更に,モデルロケット,ハイブリッドロケットの打ち上げがより臨場感のある位置から見学できるようになり,その他にもロケット甲子園や水ロケット大会,メイン会場ではTシャツコンテストやそばまつりなど様々なイベントが行われ,より一層盛り上がりを見せた年となりました.

1.全体スケジュール

以下に今年度の能代宇宙イベントCanSat競技の日程を示します.

日程内容
8月19日(金)午前会場設営
午後代表者会議
8月20日(土)午前開会式、CanSat競技開始
午後CanSat競技終了
8月21日(日)午前CanSat競技開始
午後CanSat競技終了、懇親会、表彰
8月22日(月)午前結果報告会、技術交流会
午後バーベキュー、缶ロケコラボ、撤収作業、解散

2.CanSat競技詳細

本章では第7回能代宇宙イベントにおいておこなわれたCanSat競技部門の一連の流れを時系列に沿って説明します.

■ 8月19日(金)―競技前日―
【会場設営・代表者会議】

CanSat競技参加チームは9:30に,メイン会場である第三鉱さい堆積場に集合し会場設営作業を行いました. 会場設営前日に降った大雨の影響で地面がぬかるんでしまったため,全員長靴を履いての作業となりましたが,全員で協力して合計17張のテントの設営および会場に必要な備品の設置作業を行いました. また,目標点の設置や気球へヘリウムガスを注入する作業も前日準備において行い,コンペ当日に向けて万全に準備を整えました.
お昼休憩をとった後の14時からは,設営したテントのもとに各チームの代表者が集まり,ルールの再確認やコンペ当日のスケジュールの確認,作業分担の説明を運営代表より行い,その後,投下順をくじ引きにて決定しました.

会場設営の様子 会場設営の様子
会場設営の様子
■ 8月20日(土)―競技一日目―
【開会式・競技一日目】

朝7時より運営代表で打ち合わせを行い,当日の風向きや地面の状態から,気球の放球地点やローバーを投下する際に使用する高所作業車の位置を決定しました. その後は続々と現地入りしてきた各大学が,それぞれ各種調整作業や目標点のGPS座標の獲得等を行い,開会式を迎えました.
当初の予定通り,午前9時より秋田大学和田先生の司会で開会式が開催され,来賓の方かがよりご挨拶を頂きました. 開会式の最後にはモデルロケットの打上が行われ,盛大に第7回能代宇宙イベントが開始しました.

開会式の様子 モデルロケットの打ち上げ
左:開会式の様子 / 右:モデルロケットの打ち上げ

午前10時からはCanSat競技が開始しました. 今年の参加チームは競技順に,慶應義塾大学Wolve’Z,京都大学KURICAT,三郷モデルロケットクラブ(個人参加),九州工業大学KINGS,電気通信大学R.M.F宇宙部門,東京都市大学SSα,九州大学PLANET-Q,静岡大学SATT,東京大学APUS-11,九州工業大学趙・豊田研 北風小僧のCan太郎,東京理科大学 六連星,東京電機大学teamF,工学院大学CanSatプロジェクト,慶應義塾大学 チームTortoise,東京工業大学ProjectG,秋田大学ASSP,時給600円(個人参加)の計17チームが参加しました. 今年から参加可能になったローバータイプのCanSatで競技に臨むチームは計5チームあり,その他は,パラフォイル型や翼型,パラシュートとローバーのハイブリッドタイプの機体など様々なCanSatが見られました.
途中当初の予定を10分程度遅れたりすることもありましたが,概ね時間通りに競技を進めることができ,最終的には予定の時刻に競技一日目を終えることができました. 競技一日目の全体の結果としては,風に流され森の方へロストしてしまうチームが多かったり,準備不足でパスするチームもあったりと,いい結果を残せたチームは少なかった様子でした.

代表的なCanSat 代表的なCanSat
代表的なCanSat 代表的なCanSat
代表的なCanSat 代表的なCanSat
代表的なCanSat 代表的なCanSat
代表的なCanSat
■ 8月21日(日)―競技二日目―
【競技二日目】

各チームは昨日の結果を踏まえて競技二日目に臨みました. 競技一日目よりも風が弱く,準備も十分にできているチームが多かったため,競技二日目は良い結果を残せたチームが多く見られました. 競技二日目は一般公開日ということでメイン会場は多くの人で盛り上がっており,CanSat投下のカウントダウンをメイン会場のマイクを通して行なうことで,多くの来場者の方にCanSat競技に注目して頂けました. またモデルロケットやハイブリッドロケット,水ロケット大会など様々なイベントが行われており,CanSat競技が中断を余儀なくされることもありましたが,すべての投下を予定通り行うことが出来ました.
競技の結果を以下に示します. 昨年12.6mという高記録で優勝の九州工業大学KINGSは今年も圧巻のフライトを見せ,昨年よりも更に目標点に近い6メートルという2年連続で大会記録を更新する記録で初の連覇を達成しました.

優勝した九州工業大学KINGS 集合写真
左:優勝した九州工業大学KINGS / 右:集合写真
No.TEAM1日目2日目Rank
TIME1stTIME2nd
※記録(距離)は制御できたチームのみ掲載.-は実験のみ実施のチーム
1慶應義塾大学
Keio Team Wolve'Z
10:00-10:20×8:50-9:10× 
2京都大学
KURICAT
10:20-10:40×9:10-9:30× 
3三郷モデルロケットクラブ10:40-11:00×9:30-9:50× 
4九州工業大学
KINGS
11:10-11:30×10:10-10:30
6m
1
5電気通信大学
R.M.F宇宙部門
11:30-11:50
83m
10:30-10:50
75m
 
6東京都市大学
SSα
11:50-12:10×11:10-11:30× 
7九州大学
PLANET-Q
12:40-13:00
69m
11:30-11:50×3
8静岡大学
SATT
13:00-13:20×11:50-12:10× 
9東京大学
APUS-11
13:20-13:40×12:30-12:50× 
10九州工業大学
北風小僧のCan太郎
13:40-14:00×12:50-13:10
47m
2
11東京理科大学
六連星
14:20-14:40×13:10-13:30× 
12東京電機大学
team F
15:00-15:20Pass13:30-13:50× 
13工学院大学
CanSatプロジェクト
15:20-15:40×14:10-14:30Pass 
14慶應義塾大学
チームTortoise
15:40-16:00Pass14:50-15:10× 
15東京工業大学
Project G
16:10-16:30-15:30-15:50- 
16秋田大学
ASSP
16:30-16:50-15:50-16:10- 
17時給600円16:50-17:10-16:10-16:30- 
【懇親会】

競技終了後は全チームで協力して後片付けを完了させ,一旦解散した後,再び19時にプラザ都に集合し懇親会に参加しました. 来賓の方の挨拶の後,しばしご歓談をはさみ,運営代表の司会進行によりCanSat競技の表彰式へ移行しました. 新たな試みとして今年より行った気球早引き大会の優勝者の表彰を行った後,CanSat競技のカムバックコンペティション上位3チームの表彰が行われ,運営代表より賞状およびトロフィーが授与されました. その後は各団体のチーム紹介の時間に移り,各チームに活動内容などを時には笑いも交えて話してもらいました.
最後には和歌山大学秋山先生より学生に対する熱い激励のお言葉を頂き,今後も更にこのイベントが発展していくことを心から応援したいと感じました.

懇親会の様子 表彰の様子
左:懇親会の様子 / 右:表彰の様子
■ 8月22日(月)―結果報告会―
【結果報告会・技術交流会】

今年の結果報告会の場所は,歴史的建造物である金勇と呼ばれる由緒正しき建物の2階にて行われました. 午前9時より,カムバックコンペ上位3チームのプレゼンが行われた後,休憩をはさみ,続いてロケット側の団体のプレゼンが行われました. その後,CanSat,ロケット合同での技術交流会を行い,活動についての説明や,質疑応答などが活発に行われていました.

結果報告会の様子 技術交流会の様子
左:結果報告会の様子 / 右:技術交流会の様子 集合写真
集合写真
【バーベキュー】

技術交流会は1時間程度で終了し,参加チーム全員で記念撮影をした後,バーベキューに参加するチームはメイン会場へ移動しました. 昨年同様やま久様よりバーベキューときりたんぽ鍋のセットをご用意して頂き大変豪華な昼食となりました. 当初の予定ではこの時間に缶ロケコラボの打ち上げがみられる予定でしたが,残念ながら延期となってしまいました. しかし,皆で競技の成功を祝いながら,お互いの健闘を称えながらの昼食は良い思い出となりました.

バーベキューの様子 バーベキューの様子
バーベキューの様子

おわりに

最後に,第7回能代宇宙イベントに関わってくださった全ての学生,先生方,秋田県の皆様,能代市の皆様, また,イベント開催に際し飲料をご提供いただいたSUNTORY様に改めて感謝の意を述べさせて頂きたいと思います.

謝辞 謝辞
運営メンバー
(左)運営代表 東京理科大 山田皓司,(中央)審査員 東京理科大 木村真一先生,(右)運営代表 慶應義塾大 須藤雄哉

各団体報告書
団体名レポートファイル
秋田大学 学生宇宙プロジェクトPDFファイル
九州大学 PLANET-QPDFファイル
九州工業大学 北風小僧のCan太郎PDFファイル
九州工業大学 KINGSPDFファイル
京都大学 KURICATPDFファイル
慶應義塾大学 チームTortoisePDFファイル
慶應義塾大学 Wolve'ZPDFファイル
工学院大学 CanSatプロジェクトPDFファイル
時給600円PDFファイル
静岡大学 SATTPDFファイル
電気通信大学 R.M.F宇宙部門PDFファイル
東京大学 APUS-11PDFファイル
東京工業大学 Project GPDFファイル
東京電機大学 team FPDFファイル
東京都市大学 SSLαPDFファイル
東京理科大学 六連星PDFファイル
三郷モデルロケットクラブPDFファイル
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