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たみお
宇宙開発事業団(NASDA) チーム”現場主義”
今村裕志:プロジェクトマネージャ・軌道制御担当
市坪大介:モータ回路・地上試験装置担当
武井悟郎:GPS担当
肥後尚之:パラフォイル・構体担当
神武直彦:通信担当
川瀬誠:電源担当
松村泰起:地上局担当
小川亮:プリント基板担当
後藤大亮:ギアボックス・構体担当 |
1.今回のCan
Satの制御方法を教えてください。
GPSから得られるCANSATの位置情報とあらかじめ与えておいた地上局(ゴール)
の位置情報から、CANSATの進行方向と目標方向を算出します。 それぞれの方向が一致するようにパラフォイルを旋回させる制御を着陸まで続け
る方法としています。 目標とする飛行軌跡を圧縮ファイルで添付いたします。 無風時と南西(-X-Y)4mの風がある際の2ケースをお送りします。
(0,0)がゴールです。 沈降率や揚降比などのパラメータは実機とは異なりますので、今後実機の飛行特 性を反映するとシミュレーション結果は変わってくると思います。
現場主義飛行経路図
2. パラフォイルの特徴や工夫した点を教えてください。
以下パラフォイル担当のコメントです。。
パラフォイルの特徴 パラフォイルとは凧の一種なのですが、普通の凧との一番の 違いは「骨」がないことです。 横に連なったチューブの中に風をはらませることで骨がなくても、
飛行機の翼のような形になって開くように工夫されています。 骨がないので、畳んで小さな隙間に入れることが出来ます。 また、紐を引っ張ることで、操縦をすることもできます。
これを大きくして人間が乗れるようにしたものが「パラグライダー」です。
工夫した点
カンサットの中にギュウギュウに丸めて詰めることになるので、落とした時にちゃんと開くように、詰め込み方に気を付けています。
そのため、実物のパラシュートの畳み方を教えてもらったりしています。 また、ちゃんと操縦できるように紐の長さや本体への取り付け位置を
変えたりして、試しています。 とにかく、実際に落としてみないとわからないので、 パラフォイルを近くの建物の屋上から落としてみたりして、
試行錯誤しているところです。
3. チームのCan satの個性、アピールしたい所を教えてください。
定常業務では監督の仕事が多い我々にとって、初めての手作り衛星です。
おかげで初歩的なところから四苦八苦していますが、 システムとしてのパフォーマンスで勝負したいと思います。
4. これまでの失敗談や、印象深いエピソードがあれば教えてください。
飛行特性取得の為にグランドでラジコンパラフォイルを飛行させていたところ、
強風にあおられてパラフォイルが見る見るうちに小さくなっていきました。私は 慌てて自転車で追いかけました。しかし一直線に道が開けていないため、まもな
く見失ってしまいましたが、大通りをはるか遠くに越え飛んでいっているのが確 認できました。この様子だとまず見つからないなとなかばあきらめ状態でした。
2万円の損失か、痛いな・・などと考えていました。足に自身のあるラジコン操 縦者であった川瀬さんが走って追いかけてきていました。操縦者として責任を感
じていたようです。
そのころ、グランドに残った市坪さん、肥後さん、武井さんらは機転を利かせ、
グランドにラジコンパラフォイルの進行方向を足でしるし、車をその方向に向け てカーナビの地図上で進行方向と道が交差することろを片っ端からマーキングし
ていました。そして、車で一つづつマーキング個所をあたっていたのですが、ラ ジコンパラフォイルはなかなか見つかりませんでした。車内でもあきらめモード
が漂っていたところ、「大通りをはるかに超えた」という目撃証言をもとにもう 少し先の通りまで探してみようということになりました。
そして、パラフォイル担当の肥後さんが、塀に掛けられているラジコンを発見し たのです。 歓喜の電話が我々にもかかってきました。
民家の庭に落ちていたようなのですが、おばさんが気を利かせて塀に掛けておい
てくださったとのことです。しかもほぼ無傷でした。奇跡!みつけてくれたおば さんの名前がふみえでしたので、それ以来、われわれはこのラジコンパラフォイ
ルを愛情を込めて「ふみえ」と呼んでいます。 ふみえさん、がんばります! てなことをいっている間に、今度は高い木に引っかかって・・・
5. 10月26日のコンテストに向けての意気込みを聞かせてください。
ロケットの打ち上げや人工衛星の追跡管制など定常業務に追われながらの開発で
すが、ビシっとまとめたいと思います。現場主義!
6.メンバー写真など(クリックしてください)
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