2003年12月14日(日)9:00〜
ワークショップ二日目。

朝一番の発表はCanSatについてでした。
東工大(尾曲邦之さん)、日大(安楽武志さん)、
東北大学(石上玄也さん)、航空高専(奥野燦益さん)、
東大(武井エルネスト利之さん)、九州大学(桑原聡文さん)が
それぞれARLISSや板倉コンペのために開発したCanSatに
ついて発表。
東工大からは3年生がプロセッサが1つだけの350ml缶サイズの
CanSatを開発したことについても報告されました。
日本モデルロケット協会の荒木太一さんはCanSat打ち上げ実験
用のモデルロケットの開発について発表されました。

一般講演4:10:10〜

続いてロケット開発について、東海大(和田豊さん・平川和明さん)大阪府立大
(丸山晃司さん)、都立科学技術大(呂貴明さん)が発表されました。

東海大からは、ハイブリッドロケット打ち上げ実験計画の概要とアラスカ大学
との共同ロケット実験計画について。大阪府立大学は、安全性の高く、環境に
配慮したコールドガスCEEDSエンジンについて発表がありました。
また、都立科学技術大学は再生冷却ノズルエンジンについて発表。液体酸素を
気化して利用する技術について世界的に有名なのだそうです。


平城雅隆さん
日大・平城雅隆さん
一般講演5:10:50〜

これから打ち上げの超小型衛星の開発発表としてとして、創価大学(長尾剛司さん)
東大(江野口章人さん)、東工大(宮澤航さん)、九大(板橋孝昌さん)、
日大(平城雅隆さん)が報告されました。

創価大は2002年から開発中のFPGAを用いたCubeSatの開発状況について報告。東大
では2号機を開発中。今度は数10mの分解能を持つ地球画像取得を目標としている
そうです。東工大でも2号機の開発が進んでいます。こちらでは、膜展開技術実証
と理学ミッションを計画しているようです。
九州大学ではたくさんの小型衛星プロジェクトが展開中です。発表では4つの
プロジェクトの関連と概要について説明されました。日大は来年11月にCubeSat
「SEEDS」を打ち上げ予定です。開発状況と変更点が報告されました。



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